中澤駿佑 K-NET正院(震度6強)

この観測点では2023年5月の能登半島の地震の際にも調査を行っている.
当時の様子(山形大学汐満先生のサイト)

観測点は,正院町正院の道路脇に設置されている.



観測点の北側には1.3mほどの段差がある.

周辺(観測点から半径200m以内)には,39棟の建物(うち木造35棟)がある.
木造建物16棟が全壊しており,全壊率は45.7%となった(数字は暫定値).
ただし, 2023年の地震の際に周辺の木造建物の8.1%が全壊しており,
これらの建物は全壊率を算出する際の分母・分子から除外した値である.

周辺の様子↓

調査範囲の西側には南北に流れる川がある.







全壊した建物








屋根瓦に被害を受けた建物


建物以外では,地盤の被害が見られたほか,


塀の被害も見られた.





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